なぞなぞ。

なぞなぞというよりは小学生の算数。

有るところに羊飼いの兄弟が居ました。
弟が兄に言いました。
「ねー、おにーちゃーん、おにーちゃんの羊、1匹ちょうだい。そしたら、ボク達、同じ羊の数になるもん。」
兄は弟に言い返しました。
「お前こそ俺に羊を1匹くれよ。そうすれば俺はお前の倍の羊を持っていることになるんだから」
さて、兄と弟はそれぞれ何匹の羊を飼っているのでしょうか?

‥‥この問題を持ってきた知り合いは「出展は某ゲームから」とか言っていましたけど、概念的には古くからある文章題ですね。

出題された時、私は普通に答えられたわけですけど、一緒に出題を受けた別の友達は凄く迷っていました。結局ギブアップしたので、私がヒントを出して答えへ誘導したんですけど‥‥。

私としては、「うーん、慣れてない人ってこうも違うのか〜」という、むしろそこにカルチャーショックを受けてました。さらに聞くところによると、これ、意外に分からない人が多いそうです。その出題者の知り合いも「うちの家族ですぐに分かったのは私だけだった」とか言ってました。


「へぇ〜へぇ〜」って頷くことしきり。


‥‥あ、私の持論ですけど、これって「理系」「文系」というよりは「慣れている」「慣れてないだけ」の差だと思います。

↓一応答えも書いておきますね。


...

弟の「一匹もらえば同じ」→「二人の差は1匹」と間違えるともう罠にかかりますね(^^;
「弟は増え、兄が減る」ので上下違って「二人の差は2匹」が正解。
さらに、「弟から兄へ一匹渡す」事はつまり、「差をさらに2匹ぶん広げる=差を4匹にする」事を意味してます。
差が4匹で「兄は弟の倍」になるわけですから、この時、兄は8匹、弟は4匹。

だから、元々は兄7匹、弟5匹が正解。