「伺かとSSTP」議論の前に

先日伺かSSTPについてtwitterで意見交換があったので、ここに所見‥‥というより、皆さんがそれを考える際に助けになる知識を纏めてみます。
知っている人は聞き飽きた感の有る話でしょうね。


SSTPとは
外部のプログラムからベースウェアを通して、ゴーストに喋らせる事ができる機能です。

具体的には、うち(http://sakura.nanika.jp/sstpviewer/index.html)のNanikaSongPlayerとかがあります。こいつは音楽プレイヤーで、音楽を再生しつつSSTPを送信することで、音楽に合わせてゴーストに歌わせる事が可能になります。
ここでのポイントは「元々ゴーストが持っていない(辞書にない)コンテンツを、ゴーストの見た目で提供できる」ということです。


「デベロパが意図せぬトーク」が流される恐れがあるという点でSSTPが辞書改変やあるいはバグと同等に扱われる事がありますが、SSTPそのものは、時計チェックやメール合わせと同じベースウェアの標準機能のひとつです。


ドラクエで例えれば
「強引なレベル上げ」という問題行為があり、その手段として、

  • 「バグを利用した裏技でレベルを上げる」>バグ
  • 「チートで数値を改造してレベルを上げる」>辞書改変
  • はぐれメタルを狩りまくってレベル上げ」>SSTP

という択があるイメージで捉えて貰えば大体合っています。
※そしてそれが原因で「制作者が意図しないゲームになる(≒ボスが弱くなって雰囲気が壊れる)」恐れがあると。


SSTPとはそういう位置づけのものです。


前提1としてはこんな感じです。