二つの日常の間で

これは私が持っている「妙な感覚」の話、なんですが‥‥。


地元の関西と、現在の職場である関東。
移動するときにはいつも夜行高速バスを使用するため、間は眠りながらの移動となります。
そのせいか、移動時の「距離感」がなく、地元と職場がなんとなく「違う場所」ではないかという妙な感覚を持つんです。


極端に言うと、「むこう」と「こちら」が繋がっていない、互いに「別の世界」にあるような感覚。


地元(関西)の駅前のベンチでちょっとうつらうつらしている間の「夢」として今の職場(関東)での生活があって、
目が冷めることで「地元での日常の生活」に戻るんじゃないかと、そんな錯覚になることがあります。


最近ではこちらの生活の方もさすがに長くなってきているので、「うたかたの夢」ではなくなりましたが、
こちらの「日常」には職場があり寮があり同僚が居て。
向こうの「日常」には家族がいて実家があり友達が居て。
‥‥結局二つの「日常」を夜行バスで眠るという「儀式」が「行き来」する、という妙な感覚は続いています。


これって、ヘンでしょうか?